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2013年5月17日金曜日
2013年5月6日月曜日
Super Studio Sessionで作成した音楽 を、iPod, iPhone, iTunes等で聴く方法 (詳細編)
初めての方は、まず概要編を見てくださいな。
→概要編を見るにはここをクリック
Super Studio Sessionで音楽を作る方法については、ここでは省略させていただきます。オフィシャル サイトのマニュアル等を見てくださいな(英語よ〜ん)。
http://madcapps.com/bogas/super.htm
音楽ができあがったら、以下の手順に従ってください。
***ターミナルに関する追加情報***
通常、ターミナルを起動すると、「カレントディレクトリ」は「ホームディレクトリ」になっています。上で記述したSoXのコマンドは、それを前提にしています。
Super Studio Sessionには、「22KHz」バージョンと「11KHz」バージョンがあります。上で記述したSoXのコマンドは、「22KHz」バージョンで作られた音楽ファイル用です。「11KHz」バージョンで作られた音楽ファイルの場合は、たぶん以下のコマンドを使えば良いと思います(未検証)。
~/sox -r 11k aaa.u8 bbb.wav
***これで本当に終わりです***
→概要編を見るにはここをクリック
Super Studio Sessionで音楽を作る方法については、ここでは省略させていただきます。オフィシャル サイトのマニュアル等を見てくださいな(英語よ〜ん)。
http://madcapps.com/bogas/super.htm
音楽ができあがったら、以下の手順に従ってください。
- Super Studio Sessionの「File」メニューから「Record to Disk...」を選びます。そして適当なファイル名を付けて保存します。
- 保存した音楽ファイルを、Mac OS Xが走っているMacにコピーして、さらにファイル名を以下の赤字のように変更します。
aaa.u8
後での説明や操作を楽にするため、ファイル名は必ず上のとおりにしてください。拡張子「.u8」も必須です。ちなみに、このファイルのファイルタイプを調べたのですが「FSSD」となっておりました。(ファイルタイプは、おなじみのResEditというソフトで調べました)。実は私は音楽のことはよく知らないのですが、FSSD形式というのはRAWファイルの一種だそうで、拡張子を付ける場合は「.u8」を付けます。
- SoXという無料のソフトで、「aaa.u8」ファイルを変換します。やりかたは以下、ステップを踏んで説明します。
- SoXをダウンロードします。
http://sourceforge.net/projects/sox/files/sox/
↑ここから最新バージョンのフォルダを選び、Mac OS X用のzipファイルを見つけてダウンロードします。
2013年5月5日時点での、SoX最新バージョン、Mac OS X対応版は「sox-14.4.1-macosx.zip」という名前のやつです。
- ダウンロードしたzipファイルは、ダブルクリックして解凍します。
- zipファイルを解凍してできたフォルダのなかには、「sox」という名前のこんなアイコンがあります。このsoxのアイコンを、自分のホームフォルダにコピーします。
このアイコンをダブルクリックしたくなりますが、しても無駄に終わります(なんやら英語が、ずらずら表示されるだけ)。SoXは「ターミナル」からコマンドを入力して使うモノなのです。長年、グラフィカル ユーザ インターフェースだけで生きてきた、古くからのMacユーザーにはツライところですが、手順を踏んでやれば簡単です。
それからsoxは、本来は、どこに置いておいてもいいのですが、あとでターミナルから実行する時に楽なように、ホームフォルダの直下に置いておきます。また、先ほどzipファイルから解凍してできたsoxのフォルダの中には、他にも色々なファイルがありますが、今回の目的のためには、それらはホームフォルダに入れる必要はありません。
えっ、ホームフォルダが何のことだか分からないですって? そんなあなたは、まずは何でもいいので、テキトウなフォルダを開いてみてください。そしてキーボードの「command」キーと「shift」キーを押しながら「H」キーを押します。そしたらホームフォルダのウインドウが表示されます。このウインドウの中に、「sox」を入れてやって下さいな。
- Super Studio Sessionで作成した「aaa.u8」ファイルも、ホームフォルダに入れます。
- ターミナルを起動します。
ターミナルは「ハードディスク」→「アプリケーション」→「ユーティリティ」の中にあります。
- 以下の一文をコピーした後、ターミナルのウインドウでペーストして、キーボードの「return」キーを押します。
~/sox -r 22k aaa.u8 bbb.wav
- 変換が終わると、ホームフォルダに「bbb.wav」というファイルができます。
- 続いて「QuickTime Player」を使用して、「bbb.wav」をさらに別の形式に変換していきます。まずはQuickTime Playerで「bbb.wav」を開いてください。
QuickTime Playerは、「ハードディスク」→「アプリケーション」の中にあります。「QuickTime Player」のアイコンの上に、「bbb.wav」のアイコンを重ねてくださいな。
- QuickTime Playerの「ファイル」メニューから「書き出す...」を選び、以下のように設定してから、青色の「書き出す」ボタンを押します。
・「書き出し名」は、「ccc.m4a」にします。
・「場所」は、保存場所を指定します。
・「フォーマット」は、「オーディオのみ」にします。
これで、ついにAAC形式の「ccc.m4a」という名前の音楽ファイルができあがりました。
- 「ccc.m4a」をダブルクリックしてください。iTunesに登録されます。
- iTunesで、この曲のタイトル・アーティスト・アルバ ム名などの情報を付け加え、iPodやiPhoneに転送します。
*iTunesの中で、「不明なアルバム」かつ「不明なアーティスト」で「ccc」という名前の曲が登録されています。この「ccc」という曲を選んだ状態で、iTunesの「ファイル」メニューから「情報を見る…」を選び、例えば以下のように情報を付け加えます。
***ターミナルに関する追加情報***
通常、ターミナルを起動すると、「カレントディレクトリ」は「ホームディレクトリ」になっています。上で記述したSoXのコマンドは、それを前提にしています。
Super Studio Sessionには、「22KHz」バージョンと「11KHz」バージョンがあります。上で記述したSoXのコマンドは、「22KHz」バージョンで作られた音楽ファイル用です。「11KHz」バージョンで作られた音楽ファイルの場合は、たぶん以下のコマンドを使えば良いと思います(未検証)。
~/sox -r 11k aaa.u8 bbb.wav
***これで本当に終わりです***
2013年5月2日木曜日
Super Studio Sessionで作成した音楽を、iPod, iPhone, iTunes等で聴く方法(概要編)
まずは「Super Studio Session」について
Super Studio Sessionとは、昔のMac用の音楽作成ソフトです。有名なソフトです。画面上の五線譜に音符を並べるだけで、簡単に曲ができ上がります。実際の楽器から作られた、たくさんの音源も付属しています。うれしいことに、現在はフリーソフトです。
ダウンロードとマニュアルは、以下のオフィシャル ホームページを見てくださいませ(英語よ~ん)。
↓
対応OSは、たぶんMac OS 7~9ぐらいだと思います。
Mac OS X 対応版はありません(残念)。
WindowsやLinux 対応版はありません(残念)。
さてさて、前置きが長くなりましたが、このSuper Studio Sessionで作成した音楽をiPodで聴きたいなぁと思って、色々試したら、うまくいったので報告します。
必要なもの
-
Mac OS 7~9に対応した昔のMacSuper Studio Sessionを実行するために必要です。Mac OS Xのクラシック環境(Mac OS 9)でも大丈夫らしい(未検証)。SheepShaverを使う手もありますが、Mac OSのライセンス条項を良く理解してからにしてくださいね。
-
Mac OS Xに対応した最近のMac音楽データを変換したり、iPod等にデータを入れるために使用します。データ変換はWindowsやLinuxでも、同様の方法でできると思いますが、試していませんです。
手順(概要)
- Super Studio Sessionで音楽を作成します。
-
Super Studio Sessionの「File」メニューから、「Record to Disk…」を選び、保存します。
- 保存した音楽ファイルを、Mac OS Xが走っているMacにコピーします。
- このファイルのファイル名に、拡張子「.u8」を付けます。
- SoXという無料のソフトで、先のファイルをWAV形式(.wav)に変換します。
- QuickTime Playerを使って、WAV形式をAAC形式(.m4a)に変換します。
- iTunesにAAC形式のファイルを取り込んで、タイトル・アーティスト・アルバム名などの情報を付け加え、iPodやiPhoneに転送します。CDに焼くこともできるでしょう。AAC形式やMP3形式のファイルは、他の音楽プレーヤーやスマホでも聴けるでしょう。
実際にやってみた時の環境
- 漢字Talk 7.5.5 (←この頃はまだ、Mac OSという呼称は使用されていなかった。)
- Super Studio Session 2.2.1 (22KHz)
- Mac OS X Mountain Lion 10.8.3
- SoX 14.4.1
- QuickTime Player 10.2 (603.12)
- iTunes 11.0.2
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