2013年5月2日木曜日

Super Studio Sessionで作成した音楽を、iPod, iPhone, iTunes等で聴く方法(概要編)

まずは「Super Studio Session」について


Super Studio Sessionとは、昔のMac用の音楽作成ソフトです。有名なソフトです。画面上の五線譜に音符を並べるだけで、簡単に曲ができ上がります。実際の楽器から作られた、たくさんの音源も付属しています。うれしいことに、現在はフリーソフトです。
ダウンロードとマニュアルは、以下のオフィシャル ホームページを見てくださいませ(英語よ~ん)。

対応OSは、たぶんMac OS 7~9ぐらいだと思います。
Mac OS X 対応版はありません(残念)。
WindowsやLinux 対応版はありません(残念)。



さてさて、前置きが長くなりましたが、このSuper Studio Sessionで作成した音楽をiPodで聴きたいなぁと思って、色々試したら、うまくいったので報告します。


必要なもの


  • Mac OS 7~9に対応した昔のMac 

    Super Studio Sessionを実行するために必要です。Mac OS Xのクラシック環境(Mac OS 9)でも大丈夫らしい(未検証)。SheepShaverを使う手もありますが、Mac OSのライセンス条項を良く理解してからにしてくださいね。

  • Mac OS Xに対応した最近のMac

    音楽データを変換したり、iPod等にデータを入れるために使用します。
    データ変換はWindowsやLinuxでも、同様の方法でできると思いますが、試していませんです。


手順(概要)


  1. Super Studio Sessionで音楽を作成します。

  2. Super Studio Sessionの「File」メニューから、「Record to Disk…」を選び、保存します。

  3. 保存した音楽ファイルを、Mac OS Xが走っているMacにコピーします。

  4. このファイルのファイル名に、拡張子「.u8」を付けます。

  5. SoXという無料のソフトで、先のファイルをWAV形式(.wav)に変換します。

  6. QuickTime Playerを使って、WAV形式をAAC形式(.m4a)に変換します。

    iTunesやFFmpegを使って変換することも可能です。MP3形式(.mp3)にしてもかまいません。ちなみに、iTunesはWAV形式にも対応しているので、無理に変換しなくてもよいのですが、WAV形式では歌詞を埋め込んだりアートワークを貼付けたりできません。

  7. iTunesにAAC形式のファイルを取り込んで、タイトル・アーティスト・アルバム名などの情報を付け加え、iPodやiPhoneに転送します。CDに焼くこともできるでしょう。AAC形式やMP3形式のファイルは、他の音楽プレーヤーやスマホでも聴けるでしょう。


実際にやってみた時の環境

  • 漢字Talk 7.5.5 (←この頃はまだ、Mac OSという呼称は使用されていなかった。)
  • Super Studio Session 2.2.1 (22KHz)

  • Mac OS X Mountain Lion 10.8.3
  • SoX 14.4.1
  • QuickTime Player 10.2 (603.12)
  • iTunes 11.0.2





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