まずは「Super Studio Session」について
Super Studio Sessionとは、昔のMac用の音楽作成ソフトです。有名なソフトです。画面上の五線譜に音符を並べるだけで、簡単に曲ができ上がります。実際の楽器から作られた、たくさんの音源も付属しています。うれしいことに、現在はフリーソフトです。
ダウンロードとマニュアルは、以下のオフィシャル ホームページを見てくださいませ(英語よ~ん)。
↓
対応OSは、たぶんMac OS 7~9ぐらいだと思います。
Mac OS X 対応版はありません(残念)。
WindowsやLinux 対応版はありません(残念)。
さてさて、前置きが長くなりましたが、このSuper Studio Sessionで作成した音楽をiPodで聴きたいなぁと思って、色々試したら、うまくいったので報告します。
必要なもの
-
Mac OS 7~9に対応した昔のMacSuper Studio Sessionを実行するために必要です。Mac OS Xのクラシック環境(Mac OS 9)でも大丈夫らしい(未検証)。SheepShaverを使う手もありますが、Mac OSのライセンス条項を良く理解してからにしてくださいね。
-
Mac OS Xに対応した最近のMac音楽データを変換したり、iPod等にデータを入れるために使用します。データ変換はWindowsやLinuxでも、同様の方法でできると思いますが、試していませんです。
手順(概要)
- Super Studio Sessionで音楽を作成します。
-
Super Studio Sessionの「File」メニューから、「Record to Disk…」を選び、保存します。
- 保存した音楽ファイルを、Mac OS Xが走っているMacにコピーします。
- このファイルのファイル名に、拡張子「.u8」を付けます。
- SoXという無料のソフトで、先のファイルをWAV形式(.wav)に変換します。
- QuickTime Playerを使って、WAV形式をAAC形式(.m4a)に変換します。
- iTunesにAAC形式のファイルを取り込んで、タイトル・アーティスト・アルバム名などの情報を付け加え、iPodやiPhoneに転送します。CDに焼くこともできるでしょう。AAC形式やMP3形式のファイルは、他の音楽プレーヤーやスマホでも聴けるでしょう。
実際にやってみた時の環境
- 漢字Talk 7.5.5 (←この頃はまだ、Mac OSという呼称は使用されていなかった。)
- Super Studio Session 2.2.1 (22KHz)
- Mac OS X Mountain Lion 10.8.3
- SoX 14.4.1
- QuickTime Player 10.2 (603.12)
- iTunes 11.0.2
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。