2021年12月20日月曜日

2020年8月6日木曜日

Mac版のInkscape 1.0で日本語を入力する方法

 Mac版のInkscapeでは、長らく日本語入力が不便でした。日本語を入力する時は、あらかじめ別のソフトでテキストを入力して、それをコピペして貼り付けていました。

macOSにネイティブ対応した、Inkscape 1.0でも、一見日本語入力はできなさそうに見えます。普通にテキストツールを選択して、キーボードの「かな」キーを押してもテキストがタイプできません。従来のように別ソフトからのコピペは可能ですが。

でも解決方法を偶然発見しました。

<方法1>

テキストツールを選択したのち、キーボードの「かな」キーを連続して素早く2回押します。そしたら日本語入力ができるようになりました。半角英数に切り替えるには、キーボードの「英数」キーを連続して素早く2回押します。

<方法2>

単純にメニューバーの入力メニューをクリックして、日本語と英数を切り替えることもできます。入力メニューに書いてあるショートカットキーでも切り替えれます。(control + shift + J とか control + shift + ;)


方法1と方法2のいずれでも、インライン入力ではなく、変換ウインドウを経由してテキストが入力されます。変換ウインドウが表示されない時もありますが、スペースキーを押して変換操作をすると表示されます。



<方法3>

テキストツールを選択したのち、「かな」キーや「英数」キーは押さずに、キーボードで適当な文字を入力します。続いて「テキストとフォント」ダイアログで「テキスト(T)」と書いてある所をクリックしてから、テキストを入力・編集します。このダイアログ内では通常通り、「かな」キーや「英数」キーが使えます。またインライン入力ができます。テキスト入力が終わったら「Apply」ボタンを押します。



この文章の内容は以下の環境で確認しました。

・MacBook Air 2020

・macOS Catalina 10.15.6

・Inkscape 1.0


終わり


2020年1月4日土曜日

Raspberry Piでプリンターを使う:EPSON PX-048A

前置き

ラズパイでプリンターを使うには、いくつか方法があります。
PostScriptプリンターを使うとか、Google Cloud Printを利用するとか。
これらは簡単に設定できるのですが、PostScriptプリンターは高価だし、Google Cloud Printは不便な一面があります。

家庭用の安価なEPSONプリンターが普通に使えると良いのですが、ラズパイ(Raspbian)用のプリンタードライバはどこにあるのでしょうか?
我が家ではPX-048Aというプリンターを使っています。このプリンターのラズパイ用のドライバを手に入れて設定する方法を紹介します。ドライバはソースからビルドします。多分PX-049Aとか別のEPSONプリンターでも同様に使えるはずです。

以下のリンク先を参考にして設定しましたが、一部異なる部分や追加した部分もあります。
http://nodemand.hatenablog.com/entry/2016/05/09/184411

環境

Raspberry Pi 4 model B 4GB
Raspbian Buster (2019-09-26-raspbian-buster-full)、piユーザーとして利用
プリンター:EPSON PX-048A、Wi-Fi接続

手順

まずは、システムのアップデート

$ sudo apt-get update
$ sudo apt-get upgrade
$ sudo apt-get dist-upgrade
$ sudo reboot

CUPS(Common Unix Printing System)と、プリンター設定ツールのインストール

$ sudo apt-get install cups
$ sudo apt-get install system-config-printer

ビルドに必要なものをインストール

$ sudo apt-get install libtool autoconf
$ sudo apt-get install libcups2-dev
$ sudo apt-get install libcupsimage2-dev
$ sudo apt-get install devscripts

エプソンの以下のサイトで、PX-048Aのドライバを検索してダウンロード

ラズパイのCPUはARMで、残念なことにビルドされたものはありません。以下のソースファイルをダウンロードします。バージョンは執筆時点のものです。
epson-inkjet-printer-escpr-1.7.7-1lsb3.2.tar.gz

ダウンロードしたファイルは、
/home/pi
に移動します。あらかじめpiユーザーとしてログインしておきます。

ビルド

$ tar zxvf epson-inkjet*
$ cd epson-inkjet-printer-escpr-1.7.7/
$ chmod u+x bootstrap
$ ./bootstrap && ./configure --prefix=/usr
$ automake --add-missing
$ ./configure
$ make
$ debuild -us -uc -b

インストール

$ sudo dpkg -i ../epson-inkjet-printer-escpr_1.7.7_armhf.deb

PPDとFilterをコピー

PPDファイルは、お使いのプリンターにあわせて選んでください。
$ sudo cp -f ppd/Epson-PX-048A_Series-epson-escpr-en.ppd /usr/share/ppd/cupsfilters/
$ sudo cp -f src/epson-escpr-wrapper /usr/lib/cups/filter/

再起動

$ sudo reboot

プリンターをシステムに追加

  1. プリンターの電源を入れます。
  2. 画面左上のラズベリーマークから、設定→印刷設定を選びます。
  3. ロック解除を押して、ユーザー名(pi)とパスワードを入力します。
  4. addを押します。
  5. ネットワークプリンターを選ぶと、PX-048Aが表示されるので、それをクリックします。次に進むとプリンターが追加されます。

以上です。お疲れ様でした。

2019年12月25日水曜日

Raspberry Pi 4 Model B用の紙製ケース

Raspberry Pi 用のケースを厚紙で作ってみました。
以下のリンク先に詳細を載せています。展開図のデータもダウンロードできます。

I made a paper case for Raspberry Pi 4 Model B. For more details are written in the following web site including a PDF file for building the case.

http://blue.mints.ne.jp/raspberry_pi/













2018年11月5日月曜日

Raspbian Stretch にSoftEther VPNをインストールするときのメモ

Raspberry PiをVPNサーバーにしようと思い、以下の記事を参考にしてSoftEther VPNをインストール・設定しました。

http://xn--u9j0md1592aqmt715c.net/raspberry-pi2-vpnserver-part1/

RaspbianがJessieの時は、この記事のとおりで大丈夫だったのですが、Stretchになってからうまくいきません。そこで以下2点の改良を加えることで問題を解決しました。


1点目
ブリッジの設定です。以下の様に設定しました。

$ sudo nano /etc/network/interfaces
iface eth0 inet manual 
auto br0
iface br0 inet manual
bridge_ports eth0
bridge_maxwait 10

$ sudo nano /etc/dhcpcd.conf
interface br0
static ip_address=192.168.1.50/24
static routers=192.168.1.1
static domain_name_servers=8.8.8.8 192.168.1.1

Jessieの時は、/etc/network/interfaces にIPアドレス等を記述したものですが、Stretchではエラーになります。必ず、/etc/dhcpcd.conf の方に記述します。もちろんIPアドレス等の設定値は環境に合わせて変更してください。static domain_name_servers はGoogleのDNS 8.8.8.8 を使うのが良い様です。


2点目
SoftEther VPNを自動起動させる。

1点目の改良だけではVPN接続ができません。試行錯誤の結果、Raspbianの起動後に
$ sudo /etc/init.d/vpnserver start
を実行すれば良いことがわかりました。でもそれでは不便です。

私はLinuxに詳しくないので、おかしなことをしてるかもですが、以下の様に設定して解決しました。


以下の様なスクリプトを作成します。
$ sudo nano softethervpn.sh
#!/bin/sh 
sudo /etc/init.d/vpnserver start

スクリプトに実行権限を与えます。
$ chmod +x softethervpn.sh


crontabを編集します。
$ sudo nano /etc/crontab
(一番下に以下を記述します)
@reboot                  root    /home/pi/softethervpn.sh


設定は以上です。最後にシステムを再起動します。
$ sudo reboot


これで問題なくVPN接続ができる様になりました。
終わり

2017年9月28日木曜日

macOS High SierraでIllustrator CS 6をクリーンインストールしてみた

macOS High SierraでIllustrator CS 6をクリーンインストールしてみました。
方法は、macOS Sierraにインストールする方法に準じました。
インストールは問題なく完了し、Illustratorも特に問題なく起動して使えました。

Illustrator CS 6は、公式にはmacOS SierraにもmacOS High Sierraにも非対応とされていて、通常の方法ではインストールできません。しかしながら実際には、いくつかの手順を踏んでインストールすれば問題なく使えます。方法はちょっと検索すればあちこちに載っていますし。下にも記述しておきます。

さて、検証のためだけに今使っているMacの内蔵SSDを消去して、Illustrator CS 6を クリーンインストールするのはちょっと大変です。そこで実際には外付けハードディスクにmacOS High SierraとIllustrator CS 6をインストールして検証しました。

では以下に、検証した時の手順を記載しておきます。

<手順>
  1. USB接続の外付けハードディスクに、macOS High Sierraをクリーンインストールしました。
     
  2. java.comから最新のJavaをダウンロードして、インストールしました。
     
  3. Macを内蔵SSDから起動して、外付けハードディスクのシステムに以下の2つのフォルダを作成しました。

    /System/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk

    /System/Library/Java/Support/Deploy.bundle
     
  4. 外付けハードディスクのmacOS High Sierraで起動して、Illustrator CS 6を普通にインストールしました。

    ※ライセンス認証も問題なくできました。

手順は以上です。


<おまけ1>
macOS High Sierraでは、Macの内蔵SSDはApple File Systemとなりますが、外付けハードディスクはHFS+です。Macの内蔵SSDにmacOS High SierraとIllustrator CS 6をクリーンインストールした場合に、Apple File Systemであることが影響するかどうかまではわかりません。ただし、Illustrator CS 6があらかじめインストールされたmacOS SierraをmacOS High Sierraにアップグレードした場合は、Apple File SystemでもIllustrator CS 6が使えました。


<おまけ2>
また上の手順3で、2つのフォルダを作成する際に、一般にはあらかじめMacをリカバリーモードで起動してからターミナルを使ってセキュリティー機能を無効にします。けれども別の起動ディスクから起動すれば、そんなことはしなくても普通にFinderで2つのフォルダを作成できます(^ ^)

以上です。