方法は、macOS Sierraにインストールする方法に準じました。
インストールは問題なく完了し、Illustratorも特に問題なく起動して使えました。
Illustrator CS 6は、公式にはmacOS SierraにもmacOS High Sierraにも非対応とされていて、通常の方法ではインストールできません。しかしながら実際には、いくつかの手順を踏んでインストールすれば問題なく使えます。方法はちょっと検索すればあちこちに載っていますし。下にも記述しておきます。
さて、検証のためだけに今使っているMacの内蔵SSDを消去して、Illustrator CS 6を クリーンインストールするのはちょっと大変です。そこで実際には外付けハードディスクにmacOS High SierraとIllustrator CS 6をインストールして検証しました。
では以下に、検証した時の手順を記載しておきます。
<手順>
- USB接続の外付けハードディスクに、macOS High Sierraをクリーンインストールしました。
- java.comから最新のJavaをダウンロードして、インストールしました。
- Macを内蔵SSDから起動して、外付けハードディスクのシステムに以下の2つのフォルダを作成しました。
/System/Library/Java/JavaVirtualMachines/1.6.0.jdk
/System/Library/Java/Support/Deploy.bundle
- 外付けハードディスクのmacOS High Sierraで起動して、Illustrator CS 6を普通にインストールしました。
※ライセンス認証も問題なくできました。
手順は以上です。
<おまけ1>
macOS High Sierraでは、Macの内蔵SSDはApple File Systemとなりますが、外付けハードディスクはHFS+です。Macの内蔵SSDにmacOS High SierraとIllustrator CS 6をクリーンインストールした場合に、Apple File Systemであることが影響するかどうかまではわかりません。ただし、Illustrator CS 6があらかじめインストールされたmacOS SierraをmacOS High Sierraにアップグレードした場合は、Apple File SystemでもIllustrator CS 6が使えました。
<おまけ2>
また上の手順3で、2つのフォルダを作成する際に、一般にはあらかじめMacをリカバリーモードで起動してからターミナルを使ってセキュリティー機能を無効にします。けれども別の起動ディスクから起動すれば、そんなことはしなくても普通にFinderで2つのフォルダを作成できます(^ ^)
以上です。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。